カードローンとは? 利用するメリットや注意点、申込方法について解説

cardloan

お金を借りる手段の一つであるカードローン。具体的にはどのようなサービスかご存知でしょうか?か?
この記事ではカードローンとは何か、利用するメリットや注意点、申込の流れや必要書類等について解説しています。カードローンの利用を検討している方はもちろんのこと、お金が急に必要になったときのために備えておきたい方もぜひご覧ください。

テレビや雑誌、街中でも見かける「カードローン」。カードローンとはその名の通り「カードを使ってお金を借りるローン商品」のことですが、仕組みや借入方法等が難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、カードローンとは何か、また、利用のメリットや注意点、お申込の方法について解説しています。カードローンの利用を検討している方、そして、今後のためにカードローンについて知っておきたい方はぜひご覧ください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

カードローンとは?

カードローンとは、銀行や消費者金融等の金融機関が提供する個人向けの融資サービスのひとつです。ローン専用のカードや銀行のキャッシュカードを使って、ご契約時に決定した契約限度額の範囲内で必要な金額の借り入れができます。

これに加え、三井住友銀行のカードローンでは、口座振込を利用した借り入れサービスを実施しております(振込手数料は一律無料)。お電話またはローン契約機を通して手続を行うと、カードローン口座を出金口座として、登録の口座へ振込による借り入れが可能です。
特に他行の口座をメイン口座として利用のお客さまにおすすめの借入方法です。
たとえば口座振替でご利用されているメイン口座に、クレジットカードや家賃の引き落としに合わせて振込でお借り入れする等、便利に利用いただけます。カードローンとキャッシングの違い

カードローンとキャッシングの違い

お金を借りること全体を総称して「キャッシング」と呼びます。そのため、カードローンはキャッシングのひとつと言えます。

しかし、クレジットカードのキャッシング機能を使って借り入れることを「キャッシング」と呼ぶことが多いため、単に「キャッシング」というと、クレジットカードのキャッシング機能を指すことも多いです。

どちらもカードを使ってお金を借り入れるサービスですが、金利や契約限度額といった商品性には若干の違いがあります。一般的に、カードローンの方がクレジットカードのキャッシングより契約限度額が高く、金利は低く設定されていることが多いようです。自分のニーズに合ったサービスを選びましょう。

カードローンを利用する5つのメリット

ここからは、カードローンならではのメリットを5つご紹介いたします。

カードローンのメリット

  • 担保なし・保証人なしで借入可能
  • 場所や時間を問わず借り入れ&返済が可能
  • 契約限度額の範囲内であれば何度でも利用可能
  • 入会費・年会費無料で契約できる

 担保なし・保証人なしで借入可能

銀行でお金を借りるときは担保や保証人が必要となりますが、カードローンは保証会社の保証を受けることで無担保や無保証人で借り入れできるものが多く、三井住友銀行のカードローンでも担保と保証人は不要です。

場所や時間を問わず借り入れ&返済が可能

ローン用カードは、カードローンを提供している銀行の自行ATMだけでなく、他行ATMでも利用できることが一般的です。コンビニに設置されているATMと提携している場合は、メンテナンス時間以外なら24時間いつでも借り入れと返済ができます。

三井住友銀行のカードローンでは、三井住友銀行ATM、イーネットATM、ローソン銀行ATM、セブン銀行ATM、ゆうちょATMでATM手数料無料、時間外手数料無料で利用が可能です。

契約限度額の範囲内であれば何度でも利用可能

住宅ローンや自動車ローン、教育ローン等のローン商品は、一般的に申請する希望額を一度に借り入れし、毎月返済していくことが一般的です。そのため、何度も借り入れることはありません。

対して、カードローンは契約時に設定された契約限度額の範囲内なら、何度でも借り入れと返済をすることができます。また、契約限度額上限までお金を借りても、返済した分だけ新たに借りることも可能です。

入会費・年会費無料で契約できる

カードローンは、クレジットカードと異なり、一般的に入会費・年会費が不要というメリットがあります。そのため、契約だけ済ませて借り入れしなければ、費用の負担はありません。
カードローンは申込の際に審査を行うため、もし「今すぐお金を借りたい!」となっても、すぐに借りることはできません。審査結果がわかるのは、申込完了後から最短でも翌営業日となるので、申込から借り入れまでに数日はかかります。

しかし、事前に契約を済ませている場合は審査がすでに完了しているため、必要なときに借りることができます。万一に備えて契約だけ済ませておくと、便利にご利用いただけます。

使いみちが自由

ほとんどのローン商品は使いみちが決まっています。そのため、借りるときに「見積書」や「返済計画書」等の提出を求められることがあります。

一方、カードローンは原則、資金使途は自由です。生活費やショッピング費用、旅行費用、結婚式のご祝儀、飲み会の費用等、自由な使いみちでご利用できます(ただし、事業性資金は除きます)。

契約限度額内であれば、金額にかかわらず何度でも自由な使いみちで借り入れができるため、急な出費に柔軟に対応することができます。もしもの出費に備えて、あらかじめ契約しておくのもよいでしょう。

カードローンを利用する際の注意点

カードローンにはこれまでにご紹介したようなメリットがありますが、その分、注意も必要です。カードローンを利用いただく前に押さえておきたい注意点をまとめたので、お申し込みいただく前にご確認ください。

金利を確認する

カードローンでは、借入金額に応じて金利が設定されます。上限金利は利息制限法により最大で年率20%と定められているため、年20%を超える金利が適用されることはありません。しかし、借入期間が長くなればなるほど利息が高額になるので、早めに完済するようにしましょう。

三井住友銀行のカードローンの金利は年1.5%~14.5%となっており、ご契約極度額が100万円以下の場合は年12.0%~14.5%、100万円超200万円以下の場合は年10.0%~12.0%等、ご契約極度額に応じて金利帯が決まっています。それぞれ金利に幅がありますが、審査時に何%か決まるため、同じご契約極度額でご契約された場合でも、契約したお客さまによって金利は異なることがございます。

返済額と返済期間を確認する

返済額

カードローンでは、一定期間ごとに約定返済額(最低返済額)以上のお金を返済しなくてはいけません。約定返済額の方式はいくつかありますが、三井住友銀行のカードローンでは「残高スライド型元利定額返済方式」のため、借入残高に応じて約定返済額が変動します。

たとえば100万円を借りた場合、初回の約定返済額は、借入残高が【900,001円~1,000,000円】なので【15,000円】となります。そして毎月返済していき、借入残高が【800,001円~900,000円】になると、約定返済額は【14,000円】となります。

このように、借入残高に応じて毎月の約定返済額(最低返済額)は変動していきます

返済期間

約定返済額だけで返済を続けるより、追加で多めに返済いただいた方が、返済期間は短くなります。返済期間が短い方が、お利息の負担は抑えられるため、余裕があるときは多めに返済しましょう。

たとえば、三井住友銀行のカードローンを金利年14.5%で10万円借り入れた場合を例にご説明します。10万円を約定返済額(最低返済額)のみで完済した場合と、追加でご返済することで1年で完済した場合では、以下のような違いになります。

返済パターン月の返済金額総返済額
約定返済額のみで完済した場合2,000円154,259円(返済回数78回)108,020円(返済回数12回)
1年で完済した場合9,002円108,020円(返済回数12回)

※ シミュレーション結果は簡易的な試算です。お取引状況により実際の返済額および返済期間と異なることがございます。

約定返済額(額)で返済した方が月々の負担は約7,000円抑えることができますが、1年で完済した方

が総返済金額は約5万円抑えることができます。月々の返済額と総返済額を把握し、無理のない返済計画を立てましょう。

各社カードローンではHP内で返済シミュレーションがあるので、返済額と返済期間が気になる方はシミュレーションをするのがおすすめです。

カードローンのお申込方法と知っておきたいポイント

最後に、カードローンの申込方法について説明していきます。

カードローンをご利用いただくときは、必ずお申込後に審査があります。審査では、申込の際に自己申告いただいた内容と提出書類等をチェックしています

お申込の流れ

カードローンをご利用いただくためには、まずお申込手続きが必要です。お申込方法はインターネット、ローン契約機(ACM)、電話等があります。

申込から借り入れまでは次の流れで進みます。

  1. 申込
  2. 本人確認書類の提出・審査
  3. 審査結果の連絡
  4. ローン用カードの受取
  5. 利用開始

必要書類

カードローンは、本人確認書類(運転免許証・個人番号カード・パスポート(※1)・住民基本台帳カード(顔写真付き)等)だけでお申込が可能です。(※2)

しかし、50万円を超える申込の場合は、収入証明書類が必要になります。収入証明書類として利用できる書類は、源泉徴収票(※3)、税額通知書・納税証明書・所得証明書(※4)、確定申告書(※5)、給与明細書+賞与明細書(※6)です。

※1 2020年2月4日以降に申請されたパスポートには所持人記入欄が存在しないため、現住所が記載されている本人確認書類等を併せてご提出ください。
※2 各種健康保険証等、上記以外の本人確認書類については、カードローンプラザ(0120-923-923)までお問い合わせください。
※3 源泉徴収票はお申込が1月の場合は、証明する年度が前々年度以降のもの、2月から12月の場合は、証明する年度が前年度のもの。
※4 税額通知書、納税証明書、所得証明書はお申込が1月から6月の場合は、証明する年度が前々年度以降のもの、7月~12月の場合は、証明する年度が前年度のもの。
※5 確定申告書は証明年度が前年分のもの(お申込が1月から3月の場合は、証明年度が前々年分のものも受付可能)。
※6 給与明細書は発行日が3ヵ月以内のもの、賞与明細書は発行日が直近1年以内のもの(賞与明細書がお手元にない場合は、給与明細書をご用意ください)。

審査

カードローンには年齢や収入等のお申込条件があります。三井住友銀行のカードローンの申込条件は、お申込時満20歳以上満69歳以下の方、原則安定したご収入のある方、当行指定の保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方です。

条件を満たしていない場合は審査に進むことができないため、必ず条件をご確認のうえお申込ください。また、申込はご本人さまに限らせていただきます。

条件を満たしている場合でも、審査の結果によってはご希望に添えない場合があります。審査では申込フォームに記載いただいた内容や提出書類をチェックしているので、正確な情報を申告の上、適切な書類をご準備いただくと、お手続がスムーズです。

カードローンは計画的に利用しましょう

カードローンは便利な借入手段ですが、金利や借入・返済可能な場所と方法等、事前にお調べの上、ご自身に合ったカードローンをお選びください。

また、借り入れる際には、「毎回の返済額がどの程度になるか」をお調べいただき、計画的にご利用しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました